痛車にジオセラミックボディコート親水タイプを施工とレビュー

痛車に晴香堂カーオールのジオセラミックボディコート親水タイプ100を使ってみたので、施工方法と親水の状態を確認していこうと思います。

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ジオセラミックボディコート親水タイプはツヤと防汚効果が長期間持続し高硬度セラミックナノ粒子が被膜全体を補強!

耐久力の高い強靭な親水保護被膜を形成することで、従来のガラス系コーティング剤と比べ、ツヤ・親水効果の耐久性が大幅に向上して、ボディに着いている小キズを埋めて表面が平滑になり、汚れが残りにくくなる商品です。

使える場所

・ボディ塗装面・未塗装樹脂・メッキ・ヘッドライト・純正(アルミ・メッキ)ホイール ※スチール、マグネシウム、特殊な塗装、クリア塗装がないホイール等には使用できません。

使えない場所

・ガラス・タイヤ・再塗装・特殊な塗装・クリア塗装がない車・劣化した塗装・素材(キズ、ひび割れ、変色等)・自動停止機能やカメラ等の安全装置※液が付着した場合は直ちに拭き取ってください。

と使用できる場所とできない場所の表記が書いてあったけど、痛車で使用しているステッカーを貼っている場所が使えるのか表記がありませんでいた。

そこで、製造販売元の晴香堂様に連絡を取って確認をしてみると、「ステッカー面での施工試験を行なっておらず、お使い頂けません。」という回答を頂きました。

晴香堂様、返事を頂き本当にありがとうございます。

ただしここで、使えないから使いません。というわけにいかないので、さっそく自分の痛車のボンネットに自己責任で使ってみようと思います。

まずは内容物の確認からしていきます。ジオセラミックボディコート親水タイプに入っているものは、コーティング剤の入っているボトルだけでした。

今回購入したジオセラミック100の「100」は内容量を示しているので、100mlのコーティング剤が入っています。ちなみに、このボトル1本で中型車が約2台施工できるみたいです。

この商品は、スプレーで液剤を噴き付けるのではなくて、液体をそのまま塗り込んでいくタイプのコーティング剤なのでボトルの形状で商品が入っているんですね。

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拭き上げや塗り込みのクロスが入っていないという事なので、自宅で使っているマイクロファイバークロスを塗り込み用と拭き上げようで準備します。

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それでは、さっそく施工をしていこうと思うのですが、まずは、もともとついているコーティングや汚れをしっかり落として、今回も左右で艶と撥水の違いを見るためにマスキングテープで半分にします。
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中身をしっかり振ってから塗り込み用のクロスに出します。

量としては、60㎝×60㎝に500円玉くらいがベストと書かれています。

ただ、正直500円玉の大きさもあまり覚えていないので、ほとんど感覚ですね

液体の感じは、ゲル状まではいかないけど、ドロッとした液体でした。

匂いは溶剤の匂いが少しあるけど、ほとんど匂いは無いですね。

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コーティング剤をステッカーに着けると、まさかのコーティング剤自体撥水してしまいました・・・

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ちょっと伸ばしても、なじむことなく撥水してコーティングがなじまないので、これは親水ポリマーと高硬度セラミックナノ粒子がステッカーとは相性が悪くて、スプレー式のコーティング剤では見たことが無い状態になってしまいました・・・

これはやっぱり晴香堂様の言うように使用できないのかなってあきらめちゃいました・・・

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ただ、使えないのならいっそのこと、しっかり塗り込んでしまえって事で、塗り込んでいくと、だんだんとステッカーにめちゃくちゃ馴染んでいきました。

最後は、普通に液体のコーティング剤を塗り伸ばしている感じで塗り広げる事ができました。
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虹色の場所はすこし乾燥してきた感じがあったので、液を付け足して、しっかりと施工していきます。

※施工をしていて、乾燥してしまってシミやムラになった場合は液を再度塗り伸ばして拭き上げをしたらいいと書いてあります。

塗り込み方は、はじめは〇を書くように塗り込んでいって、最後に目を整える意味で、縦と横にしっかりとコーティングを塗り広げいていきました。f:id:amekuressyu:20241030213734j:image

塗り広げたら、今度は、乾いたきれいなマイクロファイバークロスで拭き上げをしていったんですが、すこし乾いていたのか、拭き上げるクロスが少し重く感じたんですが、すぐにツルツルと滑る感じで拭き上げができます。

おそらく、重いと感じる場所があれば、コーティングの拭き残しのとこだと思うのでそれが無くなるまでしっかりと拭き上げをしていきます。
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拭き上げをして、びっくりしたんですが、めちゃくちゃ艶がでて光沢がました感じになりました。正直、使ったことがないコーティングだし、なにより晴香堂様がテストを行っていないという風に言っていたので、どうなるかかなり心配でした。

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施工してすぐは、低撥水という事で、あまり期待はできないけど、コーティングがどれくらい乗っているの確認という事で、水をかけてみます。

初め施工の時に弾いているのを見たから、水を流したら一緒に流れてしまって撥水してしまうと思ったんですが、まさかのしっかりと親水のような撥水の仕方をしてこれは使えるって確信しました!

実際、ジオセラミックを施工したボンネットの上の水の残り方と未施工の場所の残り方は目に見て違いがはっきりと分かれていました。

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施工している方を拡大してみると、親水系特有の水玉が大きくいびつな感じに残っています。
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それに対して、ジオセラミックを施工していない場所は、しっかり撥水して水玉がしっかり立っています。こんなに違いがあるのかってびっくりしましたね。
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最後に、マスキングテープを取った時にそんなに違いはないかなって思ったんですが、よくよく見ると、しかり境目ができて、色の深みがあるように感じました。

これは、液体ワックスでは感じたことが無い感じですね。

どちらかというと、固形とかハンネリのワックスの時に出る境い目ですね。
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まず初めに、丁寧に回答としていただき本当にありがとうございます。

そして、今回実際、晴香堂様のジオセラミックコートの商品を自己責任で痛車で使ってみたんですが、はじめコーティング剤が弾いてしまった時はステッカーと相性が悪かったと思ったんですが、そんなことは無くて、しっかり塗り込みをする事でコーティングがステッカーに馴染んでくれて施工後の親水の状態も艶もしっかりでて十分、痛車のステッカーを貼っている車にも施工ができました。

さらに、今回初めてスプレータイプではなくてボトルタイプのコーティング剤を施工したのですが、ミストが飛んでいかないので風が急に吹いてきても関係ないので、屋外で洗車をしてる痛車の人にはとても使いやすいコーティング剤になるのかなと思います。

ジオセラミックは、Amazonで約1600円で購入できます。

ジオセラミックボディコート親水タイプ100

大切な痛車をきれいにして長く乗っていきましょう!